ReToRu Factory 開所式を開催しました
ReToRu Factory 開所式を開催しました

2025年12月7日(日)、 旧額田の廃校となった大雨川小学校を活用し、 ものづくりの拠点 「ReToRu Factory(レトルファクトリー)」 の開所式を執り行いました。
地域の皆さま、関係者の皆さまにお集まりいただき、レトルのこれまでと、これからについてお伝えする大切な一日となりました。
⸻ オープニングアクト:ファッションショー



開所式の幕開けは、オープニングアクトとしてのファッションショー。
レトルキッズ、地域に住むファミリー、地域住民の方々がモデルとなり、 弊社レトルがデザインから制作まで手がけた衣装を身にまとい、 会場をランウェイに見立てて歩いていただきました。
子どもから大人まで、世代や立場を越えて
「着ること」
「表現すること」
を共有する時間は、 この場所が目指す“ひらかれた工房”の在り方を象徴する場面となりました。
⸻ 来賓挨拶

岡崎市 中山間政策課 さいが あきとも様

みつわ会 会長 清水とらき様

NPO法人アースワーカーエナジー 代表理事長 小原 あつし様
当日は多くの来賓の皆さまにもご臨席いただき、 地域に根ざした取り組みへの期待や、 廃校を活用した新たな価値創出への温かいお言葉を頂戴しました。
一つひとつのお言葉を胸に刻み、 改めて身の引き締まる思いで式に臨みました。
⸻ シルク生地を用いた「結び解き」

セレモニーの一環として、シルク生地を用いた「結び解き」を行いました。
これは、日本に古くから伝わる “ご縁を結び、未来へと解き放つ” という意味を持つ所作であり、
また、テープなどの廃棄物を出さず、布も再利用できることから、
循環・環境配慮を大切にする ReToRu Factory の理念に合ったセレモニーとして採用いたしました。
⸻ レトルの10年計画発表


式の中では、レトルの今後10年間を見据えた事業構想についても発表いたしました。
オーダーメイド服の価値を高めること、 天然素材や染色、ものづくりの研究開発を進めること、 そして地域とともに育つ工房であり続けること。
ReToRu Factoryを拠点に、
「衣料を通して地球に貢献する」
という理念を より具体的な形として実現してまいります。
⸻ 手芸体験・和紙体験


開所式後には、手芸体験および和紙体験を実施しました。
子どもから大人までが実際に手を動かし、 素材に触れながら、ものづくりの楽しさを体感する時間となりました。
自然と会話が生まれ、 人と人がつながる温かなひとときが広がりました。
⸻ おわりに

ReToRu Factoryは、服をつくる場所であると同時に、
人が集い、学び、つながるための場所でもあります。
この場所から、地域とともに、 新しいものづくりの形を育ててまいります。
今後の活動にも、ぜひご期待ください。

ReToRu Factory
〒444-3602 愛知県岡崎市東河原町黒石17
