【2026AW】Ermenegildo Zegna、ゼニア最新コレクション入荷
こんにちは、名古屋と岡崎のオーダースーツ屋レトルです♪
世界最高峰のラグジュアリーファブリックブランド
Ermenegildo Zegna(エルメネジルド ゼニア)の2026-27秋冬コレクションが入荷しましたので、ご紹介させていただきます。
今回は単なる生地紹介ではなく、ゼニアというブランドがなぜ特別なのか、そしてこの生地でスーツやコートを仕立てたときにどんな一着が生まれるのかまで、じっくりお伝えしたいと思います。
ゼニアとは ─ 100年続く、イタリア"生地"の王様
Ermenegildo Zegnaは、1910年にイタリア・ビエラの地で創業されました。

トリヴェーロの谷という、清らかな水と空気に恵まれた土地で、創業者エルメネジルド・ゼニアは「世界最高の生地を作る」という一心で、世界中から最高級の原毛を買い付け、独自の紡績・染色技術を磨き上げてきました。
今でこそスーツやアパレルブランドとしても知られていますが、ゼニアの真骨頂は"生地屋"としての矜持にあります。
ロスチャイルド家が所有する希少な羊、オーストラリアの契約牧場だけが育てるスーパーファインウール、モンゴルの最高級カシミヤ。
原料の調達段階から徹底的にこだわり抜く姿勢は、創業から100年以上経った今も変わっていません。
「ゼニアの生地で仕立てたい」
——この一言には、素材を知る人だけが辿り着く、確かな説得力があります。

今回の入荷ラインナップ
PALTÓ Overcoat / Rain Veil ─ 冬を纏う、上質な一着へ

まずご紹介するのは、コート地コレクション「Rain Veil」。
バンチの解説文を翻訳すると、このように紹介されています。
暖かく包み込むようなコートの着心地と、雨への耐性を兼ね備えた、豊かなセレクション。
すべての生地はダブルフェイス(両面使い)になっており、外側と内側で異なる色や柄の組み合わせを楽しむことができます。
**Loop**はピュアウール100%で織られ、自社紡績工程で生まれる再生繊維を用いることでサステナビリティのメッセージを込めています。
**Heritage**はウールに上質なカシミヤを一部配合し、贅沢で温かみのあるベルアール(起毛)効果を生み出しています。


実際の生地を見ると、ヘリンボーン織りのベージュ・ブラウン・グレー系に加え、グレンチェックやネイビー無地まで、上品な表情が揃っています。
素材構成は「95%ウール・5%カシメア」と「100%リユーズド・スーパーファインウール」の2種。
重さは520g。しっかりとした風合いで、まさに冬の主役となる一着に仕上がる生地です。

両面使いという特性上、表地・裏地どちらにも異なる柄を選べるのが面白いところ。
例えばグレーヘリンボーンの表に、裏地はグレンチェックを合わせるなど、自分だけの"二面性"を楽しめるのもオーダーならではの醍醐味です。
ELECTA "Re-defined" ─ 新しい仕立ての表現

続いてご紹介するのは、スーツ地の名作「Electa」をモダンに再構築した「Electa Re-defined」。
こちらもバンチの解説を翻訳します。
エルメネジルド・ゼニアの梳毛(そもう)生地における歴史的名作の新バージョン。長繊維にこだわり抜いたスーパーファインウールのセレクションから生まれ、モダンな視点で再構築されました。
それが"Electa Re-defined"。新しいサルトリア表現を体現する象徴的な生地です。
リニューアルされたルックで、肩の力を抜いて着こなせるエレガントなスーツ。



生地は100%スーパーファインウール、重さは270g前後と軽やか。
グレーのストライプ、ネイビー・ブラックの無地やピンストライプ、そしてグレンチェックまで、ビジネスからセレモニーまで対応できる王道ラインナップです。
「軽やかなのに、きちんと見える」
——この二つを両立させるのが、長繊維ウールを知り尽くしたゼニアの技術力です。
ANTEPRIMA 2026-27 ─ 最新ルックから見るトレンド

今回合わせてお届けいただいたのが、2026-27年秋冬の最新プレビュー「ANTEPRIMA」。
ルックブックには、グレーのロングコート、チャコールのスーツ、カーキのステンカラーコート、ヘリンボーンツイードのオーバーサイズコートなど、今シーズンのトレンドが詰まっています。
中でも目を引くのが「Symphony」と名付けられた生地群。


カシミヤ・シルク・リネンによる、洗練されたシンフォニー(調和)。
ベージュ、カーキ、グレー、そして深いティール(青緑)まで、異素材をブレンドしたことで生まれる複雑な色味と、しっとりとした光沢が魅力です。
また「Luxury Blended」というタグが付いたツイード生地も見どころのひとつ。
上質なブレンドのエレガンスが、本物のラグジュアリーに形を与える。
ブラック、グレー、ネイビーのヘリンボーン、そしてサック織りのミックスツイードは、ジャケットスタイルに羽織るだけで一気に洗練された雰囲気を演出してくれます。
レトルで仕立てるなら
ここまでご紹介してきたゼニアの生地たちですが、「良い生地だから良いスーツになる」わけではありません。
本当に価値が生まれるのは、その生地の個性を最大限に引き出す、体に合った仕立てがあってこそです。
例えばRain Veilのヘリンボーンコートなら、ゆったりとしたシルエットで素材の落ち感を活かしつつ、襟元はステンカラーで今っぽく。
Electa Re-definedのグレンチェックなら、細身のシングルジャケットで軽やかな着心地を際立たせる。
こうした一着ごとの最適解を、お客様の骨格や着用シーンに合わせてご提案できるのが、オーダーの強みです。
実物をぜひ店頭で
生地の表情、重み、光沢感は、写真だけではなかなか伝わりません。
特にゼニアのような上質なウールは、手に取った瞬間の"しなり"や肌触りにこそ本当の価値があります。
今回ご紹介したRain Veil、Electa Re-defined、そしてANTEPRIMAの最新ラインナップ、ぜひ店頭で実物をご覧いただき、手に取ってみてください。
この冬、あなたにぴったりの一着を一緒に見つけましょう。

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株式会社レトル
