繊研新聞に掲載いただきました――「読む側」から「読まれる側」へ
■ 繊研新聞に掲載いただきました――「読む側」から「読まれる側」へ
ファッション業界に関わる方なら、一度は手に取ったことがあるであろう専門紙、繊研新聞。
社長・圭衣子がオーダー子供服ブランド「ReToRu」を立ち上げたばかりの頃、仕事を通じて出会った業界の先輩からこんな言葉をかけられたそうです。「繊維の業界に携わるなら、この新聞を読みなさい」と。
それ以来、繊研新聞は圭衣子にとって業界の"羅針盤"でした。
日本のファッション・縫製業界の動向を追い、第一線で活躍する企業や人物のインタビューに刺激を受けながら、ReToRuという小さな船の行方を考え続けてきた。そんな「読む側」だった私たちが、このたび「読まれる側」として誌面に取り上げていただきました。
掲載日は2026年6月3日。タイトルは「レトルが名古屋に店舗兼工房 レディスオーダー市場を広げたい」。
胸に込み上げるものがあります。これは単なるメディア掲載の喜びではなく、創業からの26年間が、業界に認めてもらえた一つの証だと受け取っています。
■ 掲載内容について
今回の記事では、社長・圭衣子がReToRuを立ち上げた原点から、名古屋・北区の新拠点(店舗兼工房)への移転・強化、そしてこれからのビジョンについて取り上げていただきました。
「レディスオーダーの市場を広げたい」。
独学で子供服のオーダー事業を始め、テーラーの技術に触れてレディスオーダースーツへと事業を広げ、一度の休業を乗り越えて再起し、今がある。
その歩みとともに、新拠点で目指す姿――自家縫製スタッフの採用・育成、全国のオーダー店との連携、縫製工場のM&A、そしてオーダーメイド縫製士の国家資格創設という大きな夢まで――を、しっかりと伝えていただきました。
■ 私たちが目指すこと:工場と店舗のハブになる
掲載内容にもある通り、ReToRuはこれから「販売側と製造側、双方の経験を持つハブ」として、新たなフェーズに踏み出します。
日本の縫製工場は今、深刻な岐路に立たされています。職人の高齢化、後継者不足、受注の減少。技術はあるのに、それを必要とするお客様や店舗と繋がれていない――そんなミスマッチが、業界全体を静かに蝕んでいます。
一方でオーダー服の販売側には、「縫製を任せられる信頼できる工場が見つからない」「品質を担保したまま生産を増やしたい」という声が少なくありません。
ReToRuは、この両者の間に立てる数少ない存在だと自負しています。社長・圭衣子は縫製の現場を知り、専務・流令は販売・デザイン・システムの側から事業を動かしています。製造と販売、双方の言語で話せるからこそ、工場側の強みを店舗に正しく届け、店舗側のニーズを工場に誠実に伝えることができる。
新拠点の名古屋・北区のアトリエはまさに、そのハブ機能を体現する場所です。サンプル工房、協業スペース、縫製フロア――ここで生まれる繋がりが、やがて全国のオーダー業界を支える網の目になっていく。そう信じて設計しました。
■ 読む側から、動かす側へ
繊研新聞を「読む側」から「読まれる側」になったことは、私たちにとって通過点です。
次に目指すのは、繊研新聞の誌面でまた取り上げていただけるような実績をつくること。縫製工場と販売店をつなぐ仕組みが機能し始めたこと、国家資格の議論が動き出したこと、ReToRuが育てた縫製スタッフが業界で活躍し始めたこと――そういったニュースを、自分たちの手でつくっていきたいと思っています。
業界の羅針盤に照らされながら、今日も私たちは前を向いています。
引き続き、ReToRuをよろしくお願いいたします。
▶ 繊研新聞 掲載記事はこちら https://senken.co.jp/posts/retoru-260603
