夏のスーツ暑い!という方におすすめ

〜夏スーツの選び方〜

「夏にスーツは暑すぎる」「いつから着る?」「選ぶポイントは?」

こんな疑問を解決いたします。

 仕事で着なくてはならず、悩んでいる男性も多いのではないでしょうか。

そこで検討したいのが「夏用スーツ」です。

夏を快適に過ごすためには、夏用スーツが必要不可欠です。

正しい夏用スーツの選び方を知ることにより、暑さや汗のべたつきといった悩みから解放されましょう。

<本日のお題>

1. 夏用スーツはいつから着るべき?

2. 夏用スーツの選び方

3. 夏用スーツを選ぶときのこだわりポイント

4.ReToRuおすすめ生地

夏用スーツを選ぶときのポイントやおすすめ商品も紹介するので参考にしてみてください。

夏用スーツの特徴や秋冬用スーツ・オールシーズン用スーツとの違いを解説します。

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1. 夏用スーツはいつから着るべき?

いつから?

4月頃から9月頃まで着るのが一般的。

いつから着るべきか厳密に決まっているわけではなく、気候はその年によって変わり温度の感じ方も人それぞれです。気温などに合わせて4月下旬頃から春夏用へ徐々に移行していくのがよいでしょう。

目安:春夏用…日中の気温が20度を超える日

6月ごろから夏用スーツを着るのがおすすめです。

 

2. 夏用スーツの選び方

スーツの種類:「春夏用」「秋冬用」「オールシーズン用(通年用)」の3種類に大きく分けられます。

※夏と春は兼用されるため、夏用スーツが欲しい場合は「春夏用スーツ」で探すようにしてください。

 

①「生地」で選ぶ

●春夏用スーツ…基本的に軽くて通気性に優れた生地が使われます。

●秋冬用スーツ…分厚く保温性に優れた生地です。

●オールシーズン用…春夏用と秋冬用の間を取った生地が使用されます。

 

【春夏用スーツの生地に使われる素材】

サマーウール・リネン・コットン・モヘアなどが挙げられます。

※リネンはシワになりやすいため、多くはウールとの混紡で用いられます。

生地の織り方 通気性の良い「平織り」の生地が適しています。

「平織り」…縦の糸と横の糸を1本ずつ交互に組み込む織り方。

      糸間の隙間が大きいため、通気性に優れています。

※代表的な生地に「フレスコ」や「トロピカル」などがあります。

 

【秋冬用・オールシーズン用のスーツで使われる素材】

主にウール

生地の織り方…「綾織り」が主流で、平織りの生地よりも厚みがあります。

「綾織り」…縦の糸と横の糸を2本飛ばしなどで交差させる織り方。

糸同士の接点が少ないため密度の高い生地が作れます。

※代表的な生地に「ギャバジン」や「サキソニー」などがあります。

 

②「裏地」で選ぶ

【ジャケットの裏地の役割】

●着用時の滑りを良くして着心地を向上させる。

●表地へのダメージを防ぐ。

●見た目のアクセントの役割がある。

〜スーツのジャケットには基本的に裏地が付いてます〜

春夏用スーツ…背中部分の裏地がない「背抜き仕様」が多い。

秋冬用スーツ…全面に裏地の付いた「総裏仕様」が多い。

 

③「色」で選ぶ

春夏用スーツの色…秋冬用に比べてトーンが明るめです。

ベージュ・ブルー・ライトグレーなどの明るい色がおすすめ。

明るい色にはカジュアルな印象があるため、TPOに応じて注意が必要です。

秋冬用・オールシーズンスーツの色…

ダークネイビー・チャコールグレーといった暗めの色が主流。

 

3. 夏用スーツを選ぶときのこだわりポイント

〜こだわるべきポイント〜

①「ウォッシャブル」「吸水速乾性」は汗対策

②「防シワ加工」

手首周りの暑さ対策

 

 

①汗対策にぴったり!「ウォッシャブル」「吸水速乾性」

汗をかきやすい夏に着るスーツは、ウォッシャブルや吸水速乾といった機能が備わっていると便利です。

ウォッシャブル…洗濯機で丸洗いできる機能のこと。

特性:

●シワになりにくく、糸もほつれにくい仕様になっているので自宅で洗濯できます。

●クリーニングの手間が省けるだけでなく、清潔感も保てるので一石二鳥。

●吸水速乾性に優れたスーツは、汗や湿気をすばやく吸い取り、すぐに乾くのが特徴。水分が蒸発するときの気化熱で涼しさも向上し、快適に過ごせるはずです。

 

②「防シワ加工」でシワを気にせずスーツを脱いで持ち歩ける

場面に応じてスーツを着脱したい方に防シワ加工がおすすめ。

夏は屋内と屋外の気温差が激しく、温度調節が重要な時期なので

防シワ加工が施されたポリエステル混紡のスーツなら、シワを気にせずにジャケットを持ち歩けるでしょう。

 

③ 蒸れにくいスーツは芯地や肩パッドが薄いスーツを

蒸れにくいスーツをお探しの方…

なるべく「芯地」や「肩パッド」が薄いものを選びましょう。

芯地や肩パッドが薄ければ通気性が向上し、スーツの内側に熱がこもりにくくなります。

●芯地…型崩れを防ぐために表地と裏地の中間に入れられている布。

●肩パッド…きれいなシルエットを保つために肩の部分に入れられています。

涼しさを重視する場合…芯地や肩パッドが一切使われていない「アンコンジャケット」を着るとよいでしょう。

※アンコンジャケットのアンコンは「un-constructed」の略で、「非構築的」という意味があります。

 

④ 手首周りの暑さ対策におすすめ

本切羽仕様なら袖口を開いて腕まくりができるため、手首まわりが暑いときに便利です。わざとボタンを外して抜け感を演出できるのも本切羽仕様の魅力です。

●本切羽仕様…ボタンを外すことで実際に袖口が開くようになっている仕立てのことです。

※既製品ジャケットの多くは袖口にボタンが飾られているだけで、実際には袖口は開きません。

 

 

★夏スーツオススメ記事→(

 

4.ReToRuおすすめ夏用生地ブランド

最後に、ReToRuおすすめのブランド夏用生地をご紹介します。

【カノニコ(Canonico)】〜Spring Summer collection2023〜

正式名称:「Vitale Barberis Canonico」(ヴィタルベルベリス カノニコ)

<特徴>

  1. 軽い
  2. やわらかい
  3. 発色が良い
  4. 光沢感がある

 ネイビーの発色が良く、ネイビー系が人気!

イタリアの一流ブランドながら生地が高品質で見栄えがよいのも人気の一つです。

 

ナチュラルストレッチと撥水性を兼ね備えた、“CANONICO(カノニコ)”を代表する機能性生地コレクションを抜粋してご紹介します。

 

今回ご紹介するのは、 『スーパーソニック』

スタイルと自由な動きを最大限に組み合わせるというニーズに幅広いセレクションです。ウールの自然な伸縮性を最大に引き出し、デイリーユースしやすい色柄が揃っており、通気性や軽さもバッチリの春夏用スーツ生地です。

ジャージー生地のラインナップも少し入っています。

是非、オーダーの参考にしてくださいね。

 

●NATURAL STRETCH TROPICALナチュラルストレッチトロピカル

(ウール100%)

通気が良い。
見た目にも涼しい粗い織り感。
蒸し暑い夏にもさらっとした着心地。
夏には必須の平織りトロピカル。
やや色褪せた(ラスティック)ような生地の風合いが、ヴィンテージなテイストを楽しませてくれます。

カジュアル、ビジネス兼用でご着用いただける夏の新定番。

 

 

●JERSEY MEGA STPIPE (ジャージーメガストライプ)

(ウール76% シルク14% リネン10%)

のびのびとしたリラックス感のある着心地と、きちんと感のある見た目を両立できるジャージースーツやジャージージャケットにおすすめです。

 

●OFFLIMITTS CANVAS BISTRETCH(オフリミッツキャンバスストレッチ)

(ウール91% ポリエステル9%)

天然素材にハイブリッド加工を施し、 研究が生み出した繊維とブレンド。

少し張りのあるさらっとした素材。

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 夏場のジャケット選びも、少し知識があるだけでも違いますよね。

是非、暑い夏も快適に過ごせますよう

少しでも皆さまのお役に立てましたら幸いです。